『失われた記憶を求めて』
2017/02/01 Angelino

夢の中から出てきた きみは ずっと 僕の そばにいる











悪戯に ぼくに へんそう してみたり




まぎらわしい 恰好をして ごまかそうとしてみたり




おなじものが ほしかったり





いっしょに おいしいものを たべたり








いっしょに お兄さまの どくしょの じゃまを してみたり










お兄さまを こまらせることも あるけど














でもね ぼくたちは しってるよ





お兄さまも ぼくたちのことが 大好きなんだって


















アンジェリーノ「お兄さま、ひとつだけ教えて欲しいのです。どうしてぼくを封印なさったのですか」








お兄さまは仰いました

ぼくたちは まだ 夢の中に いるのだと






「あちら(天界)でのアンジェロの記憶の中ではふたりは同一人物。
人間界では同時に存在することはできません。

アンジェロの記憶からそのことを抹消しても
どちらのアンジェロも存在し続けることに変わりはありません

ですが人間界ではその存在は無効となります

だからアンジェロの記憶に封をしました
記憶の向こうで逢えるのは、ただ夢の中だけ

もうひとりのアンジェロはアンジェリーノとして
あたかもそこにいるかのように振る舞います

だけどそれは
アンジェロの夢の中なのです

だって同一人物なのですから」












だから 僕たちは 永遠に 夢の中を 旅をする






お兄さまと一緒に












そんな不思議があってもいいでしょう