2016/04/30
アルカルド神父の独り言




アルカルド神父「ヴァルプルギス・・・毎年この日がくると呪われた気分になります。
魔物の祭典の日だから?いいえ・・・」




アルカルド神父「私の誕生日だからです。」




アルカルド神父「なぜ、こんな魔の日と呼ばれる日が私の誕生日なのか・・・・」




アルカルド神父「まぁ、それは仕方がないとして・・・
この名前ですよ・・・アルカルドという・・・」




アルカルド神父「スペルアウトするとAlucard・・・
逆さ読みにすると・・・あの悪魔の化身の名と同じだ。」




アルカルド神父「まぁ・・・それも今更、仕方がないとして・・・」




アルカルド神父「4/30の誕生日花はクリスマスローズ。
これだけは良かったと思っていいのだろうか・・・聖なる名を持つ薔薇・・・」




ラザロ神父「クリスマスローズは薔薇ではないよ。」




アルカルド神父「・・・そうなんですか?」

ラザロ神父「もともとの名まえはヘレボラス。
クリスマスローズに関してはこんな神話があるんだ。」



『イエスが誕生したときに貧しい羊飼いの女の子マデロンが祝福しに訪れました。
しかし捧げるものが何もない。
マデロンはて悲しくて涙していると
その涙が種になり美しい花を咲かせ、それが祝福のギフトとなりました。』





ラザロ神父「それが名前の由来なんじゃないかな。
ヘレボラスは可愛い花だけれども毒草の一種。ジギタリスに似た毒を持つのだよ。
ヘレボラスという名前もギリシャ語の”地獄”に由来するらしいね。」




アルカルド神父「クリスマスローズにやけに詳しいんですね」

ラザロ神父「中世にはその毒性を利用して悪魔祓いに使っていたこともあるらしいから
知識としては知っているよ」




アルカルド神父「・・・今・・・すべての希望が断たれた気分です」

ラザロ神父「クリスマスローズが何が?」

アルカルド神父「いいえ、なんでもありません・・・」




アルカルド神父「・・・・さらにヴァルプルギスの説明などするつもりでしたら出て行って下さい」




アルカルド神父(魔の日に生まれ、魔の名をつけられ、毒草といわれるクリスマスローズが誕生花で
しかもその意味は”地獄”だなんて!!)」




ラザロ神父「アルカルド神父、今日は誕生日でしょう」

アルカルド神父「・・・・・・・そうですけど・・・」

ラザロ神父「食事に誘おうと思っていたのだけど。」

アルカルド神父「神父のおごりですか」

ラザロ神父「もちろん」




アルカルド神父「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」




アルカルド神父「ご馳走になりましょう。用意してきます」




アルカルド神父「クリスマスがバースデーのラザロ神父には私の苦悩など一生判りませんよ」

ラザロ神父「・・・・・・・・・・・・・???」







アルカルド神父、記念日に関する不穏な偶然が重なったとはいえ、宵宮城にきてくれて有難う。
Happy Birthday!!