2015/12/23
悪魔と十字架(2)




ベリアール「カインは出自については、まだ何も知らない。
何故、地獄の王の後継の話が我々に齎されているのかも判っていないはず。」




ベリアール「私が伝えない限り真実を知ることはない。それでいいでしょう。」




ベリアール「半身が悪魔でない事など知ったらショックだろうな・・・」







アシュトレト公爵「ベリアール、人間界のクリスマスは暇だろう?
食事でもどうかな」




ベリアール「貴方と食事する理由がない。」

アシュトレト公爵「『真実の書」のことで落ち込んでいるんじゃないかと
心配して誘ってるんだけど」



ベリアール「なにも今知ったことではない。私はずっと前から苦しんでいる。
今更・・・ですよ。それに残念ながら先約があってね。」

アシュトレト公爵「先約?(ありえない・・・・)」




アシュトレト公爵「誰?」

ベリアール「カイン」

アシュトレト公爵「・・・・・・カイン?!(ありえない!ありえなさすぎる!!)」




アシュトレト公爵「・・・・・どこへ?」

ベリアール「教会レストラン」

アシュトレト公爵「・・・・・・・・・・・・!!」









アシュトレト公爵「・・・・・というわけなのだよ。
あの人嫌いのベリアールがカインを伴って外出するなどとありえない。」

アシュトレト公爵II「カインも兄を恐れているというのに」




アシュトレト公爵「でも面白いと思わないかい?」

アシュトレト公爵II「ええ、面白い。何が起こるのか見届けてやろうか。
我々も同じ時、同じ場所へ。」




アシュトレト公爵「・・・・・・・・・しかし場所は”教会レストラン”」




アシュトレト公爵II「貴方が買収にかかわった」

アシュトレト公爵「嫌な場所だ」

アシュトレト公爵II「でも行くでしょう?」

アシュトレト公爵「教会レストランへ?」




アシュトレト公爵II「まさか上級悪魔のくせに教会が怖いとでも?」

アシュトレト公爵「いいや、そんなわけないだろう(貧血で倒れるほど苦手だけれどもね)」

アシュトレト公爵II「では我々も(行ったことがないからどれぐらい怖いか判らない)」




アシュトレト公爵「楽しみにしているよ」







トリスタン「本当にみんな、素直じゃないっ!!」

アベル「二人とも読心できるからお互いの心、読みあってるくせに」





〜to be continued〜
次回はいよいよ教会レストランOPENです!!