〜diarydiary 2015/02/12 『僕の主は誰』の続きです〜




ファウスト「”ネコちゃん”イメージを払拭するチャンスかもよ」




ベルゼビュート「其方が私をこんな姿にしたのだろうが!」

ファウスト「古い話ですねけどね。」




「あの・・・・・ご主人様?」




ファウスト「ええ、紛れもなく、このベルゼビュートが私が300年前に闇の者にした元神父。」




「ベルゼビュート様?」




ベルゼビュート「私はシンプサンという名前だった!」




ファウスト「でも私に魂を預けたのならば、もうその名は使えませんよ、ベルゼビュート。」

「僕、ずっと魔界で待っていたのです。
お逢いしとうございました。」

ベルゼビュート「300年も?」

「はい。ご命令なしには成す術もなく・・・。」




ベルゼビュート「どうして、もう少し早くに・・・」



ファウスト「私も忙しかったんですよ。塔に100年ほど幽閉されたりもありましたから・・・
(でも実は忘れていたんですけどね)」

ファウスト「貴方の従者です、ベルゼビュート。
活かすも殺すも好きになさい。」





















ベルゼビュート「勝手なことを・・・・。」




ベルゼビュート「・・・・・・・。」

「・・・・・・・・。」




ベルゼビュート「・・・・名は?」

「ご主人様の意のままに。」




ベルゼビュート「鴉(クロウ)にセントハロウズ縁の妖魔(ホロウ)に邪悪(ジャーク)に悪(アーク)か・・・
ならば堕悪(ダーク)にしよう。」




ダーク「有難うございます。きっとご主人様の為に尽くします。
どうか、従者となるご命令を。」




ベルゼビュート「面倒だ。必要な時にのみ呼ぶ。それでいいならば。」

ダーク「有難うございます。」




ベルゼビュート「死神になりたいか?」




ダーク「ご主人様の仰せのとおりに。」

ベルゼビュート「ならば使い魔でいい。」

ダーク「かしこまりました。」




ベルゼビュート「では、去れ。」

ダーク「はい。」



















アシュトレト公爵「もっと優しく迎えてやればいいものを。」

ベルゼビュート「正直、従者などいらん。孤独が好きなのだ。」

アシュトレト公爵II「元神父の従者か・・・死神の仕事をさせるのかい?」

ベルゼビュート「私が悪魔のリスト作りに貢献するだと?まっぴらだ。」




ベルゼビュート「オマエ達にもあいつら小物妖魔にも、”聖職者が悪魔に堕ちた”事実や
そんな”元人間”の気持ちなど判るわけがない。私はファウストに嵌められたのだ。」




アシュトレト公爵(ファウストになら謀られても、むしろ享受するけどね)

ベルゼビュート「それにああいう指示待ち人間はどうも好かん。」

アシュトレト公爵II(従者ってみなそんなもんだと思うけど・・・)












この物語のバックグラウンドはこちらをご覧ください。
diarydiary 2009 Autumn みんなで突撃古塔の地下牢

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なんだかんだでベルゼビュートに従者がやってきました。