2014/11/06
悪魔な奴ら

diarydiary 2014/10/27『魔界返しの刑』、10/31『風変りな魔物』、11/04『奇跡の月』、11/05『邪魔者』の続きです。



奇跡の月と呼ばれる『後の十三夜』の日にカインは魔界へ昇級試験を受けに行きましたが・・・
準備期間はたった一日。頑張りましたとも。





カイン「くっそぉぉぉぉ〜〜〜〜!!(怒)」




アシュトレト公爵「おや、カイン、帰ってきたのかい?くす」
カイン「ああ!!(怒)」
アシュトレト公爵II「『魔界止め』にもならなかったのだね?くす」
カイン「ああ!!(怒)」




ファウスト「どうでしたか?よく出来ました?くす」
カイン「ファウストまで!!」




ベルゼビュート「だからアドバイスしてやったのに。」
カイン「もっと判りやすく言ってくれないと!!」




カイン「私の無知とはいえ、貴様らみんな、ここで憑り殺してやりたい気分だ。」




カイン「試験なんてなかったじゃないか!!
申請だけだったなんて!!
血判状を提出しただけだったぞ」




アシュトレト公爵「判り切ったことじゃないか。くす」
アシュトレト公爵II「上からは我々の日々の素行や魔力レベルなんて見通されているからね。くす」




カイン「わ、わ、私は、一晩であの書を全部、暗記したんだぞ!!」
ファウスト「やればできることが証明できましたね。」
カイン「無駄な努力だったなんて!!」




ファウスト「カイン、努力に無駄なんてありませんよ。
書の内容は我々に意味のあることばかり。貴方の今後の糧になるでしょう。
それに貴方の豊富になった知識も上に通じたはずですから。
もしかしたら何もせず申請にいっても受理してもらえなかったかもよ。」
カイン「ファウストに言われてみれば、そう思えてきた。」




ベリアール「でも、レベルアップ確定したわけじゃないんだよ?わかってるかい?」
カイン「そう・・・だな。」




ベリアール「これで不合格で『魔界返し』の刑にあってしまったら100年以上戻ってはこれない。
次回の審査はいつか判っていない。100年か200年先かも、、、ね。」
カイン「・・・・・そうだったな。」




ベリアール「私は目障りが消えて清々するけどオマエは困るんだろう?」
カイン「困る・・・。」




カイン「・・・合格率ってどれぐらいなんだろうな。」
アシュトレト公爵「さぁてね、10万人に1人ぐらい?だったかな。
いや100万人に1人ぐらいか。」




カイン「えええ!!!」
アシュトレト公爵「171年目だしね。もっと倍率は高いか。」
カイン「そんな・・・・。」




ベリアール「おまえの実力じゃどうかねぇ?」
ファウスト「心配になってきましたね。くす」




アシュトレト公爵「血判状は実は願書で」
アシュトレト公爵II 「試験を受けるのを忘れて帰ってきたとか?」

カイン「やめてくれ〜〜〜!!あり得る!!」




ファウスト「ふふふふ、もう虐めるのはやめてあげましょう。」
ベリアール「受理された時点でレベルアップ完了なのですよ。」




カイン「・・・・・・・え。」
アシュトレト公爵II「よかったね。」




ベルゼビュート「ハイクラスの仲間入りおめでとう。(はい聖書もう1冊)」
アシュトレト公爵「私の前でそんな忌々しいものを出すな!!」
カイン「・・・・・(放心)」




ファウスト「あとは魔界返しの刑を回避できれば今まで通り。
回避できなくても自由に戻ってはこれる・・・か。」




カイン「皆にありがとう、と言うべきか。」




アシュトレト公爵「でも、『魔界返し』に遭った時に、だれも召喚してやらなかったら?」
アシュトレト公爵II「そうだね、戻ってはこれない。」

アシュトレト公爵「いくらアチラが本拠地とはいえ・・・」
アシュトレト公爵II「刑罰に遭った場合の扱いは囚人。」

アシュトレト公爵「我々も忙しいのでね。」
アシュトレト公爵II「永遠に忘れるかもしれないね。わざと。」





カイン「どこまで悪魔な奴らなんだ〜〜〜!!」
アシュトレト公爵「だって悪魔だもの。」
アシュトレト公爵II 「私たちも、おまえも、ね。」