2014/06/10
キツネ




ジュール「ここは理科室の教壇の上。ここにいたらだれか子どもが来るかなぁ、なんて。」





ジュール「あれ?やってきたのはキツネだ〜。おいで。」





ジュール「君も一人ぼっちなの?僕も一人ぼっちなんだ。」





J「そのキツネは僕んちにいるキツネだよ。」





ジュール「あ、君、館から出てきたんだね。」





ジュール「今日は遊べるの?」
J「うん、でも、ちょっとだけ。」
ジュール「館って厳しいところなんだ。」
J「人間嫌いが多いんだ。でも僕には優しいよ。」





ジュール「君は人間なの?人間じゃないの?」
J「そんなに気になる?どうでもいいことだよ。
ただ、館の住人が大好きだから迷惑にならないように・・・努力してる。」
ジュール「館には友達がいるんだね。僕なんて一人ぼっちだよ・・・。」
J「じゃあ、このキツネあげようか?」





ジュール「え!!本当?!ありがとう!!名前は?!」
J「ええと・・・・・・『ジャスパー』って呼ぶといいよ。
館に同じ名前のとても素敵なお部屋に住んでいるキツネがいるんだ。」





ジュール「・・・・・・・・・・・」
J「どうしたの?」




ジュール「・・・・・今、何か思い出しかけた・・・・・・・。」