2012/05
呪いの魚

ある朝、目覚めると、私の下半身はトンデモないことになっていた。
David
「『ある朝、グレーゴル・ザムザが
なにか気がかりな夢から目をさますと、
自分が寝床の中で一匹の巨大な虫に
変わっているのを発見した。』・・・・。」
ワカ
「あっ!でび様だ。」

フローリアン
「何、読んでるの??」

David
「カフカですよ。
この子たちが読んでほしいって持ってきたのですよ。」

事の起こりは、1週間ほど前のある日
ワカ
「えーっ!天使たち悪趣味!!」

トリスタン&アベル
「きゃはははは」
David
「何かの祟りでしょうか、この冒頭の異変劇は・・・。」

ワカ
「最初もだけどエンディングも悲壮だよな。
蝶にでもなって羽ばたいて飛んでったとかなら
壮大な美しいエンディングだったのに。」

フローリアン
「祟りといえば・・・・最近、面白い話を耳にしたよ。」

ワカ
「祟り・・・の面白い話??なんだそりゃー。」

フローリアン
「うん。この城の北へずっと上がっていったところに
洞窟があるんだって。
そこに何か巨大な魚のレリーフみたいなのが
あるらしくて。」

フローリアン
「とてもリアルに出来ていて美しいらしいけど
その魚に触れると、恐ろしい祟りが
起こるんだって。」

ワカ
「祟り??どんな??」

フローリアン
「烏帽子の人が言ってたのを聞いただけだから
そこまでは判らないんだけど、
絶対触れてはいけないんだって。」

David
「きっと何世紀も前の遺跡でしょうね。
作り手の魂がこもっているからいろんな
伝説が生まれる・・・・」

ワカ
「じゃ、きっとプレミアものだぜ!」

フローリアン
「でも呪われるのはイヤだよね。」

ワカ
「見るだけなら大丈夫じゃね?」

フローリアン
「僕はパス。呪いの魚だなんて。」

アルフレッド
「聞いたか?!」

アルフレディーノ
「聞いた!!」


アルフレッド
「プレミアものの魚の彫刻と言うではないか!」

アルフレディーノ
「でも呪いの魚とも聞こえたが・・・・・。」

アルフレッド
「それでも価値のあるものには違いない。」

アルフレディーノ
「・・・・考えていることはきっと同じでしょう。」


アルフレディーノ
「誰よりも先に手に入れましょう。」

アルフレッド
「そして、あの実業家に売りつけるのだ。」

アルフレディーノ
「人魚の時の失態の面目挽回ですよ。」

*diarydiary 2011/11/30 消えた人魚
ご参照ください
きゃはははは
〜お客様を交えての大騒動〜