2012/05
薔薇園にて

David
「5月・・・薔薇の季節もそろそろ終りかな・・・
しかし、さすがだな。
ここの薔薇は、全く終焉を感じさせない。」
ミッシェル
「でび様!!」

David
「おお・・・これはミッシェル様。」
ミッシェル
「今朝、ご到着になられたのですか?」

David
「ええ。しばらく御世話になります。」

ミッシェル
「では庭園をぐるりとご案内しましょう。
朝の空気は格別です。」
David
「見事な薔薇園ですね。」

ミッシェル
「有難うございます。
私が世話をしているので、たまに庭師と
間違えられます。
ここでは年中薔薇が咲いていますよ。」

David
「そうなんですか。」

ミッシェル
「薔薇が主食の住人がいるので・・・。」

David
「・・・・・。」

ミッシェル
「庭園散策したら私の部屋で
ブランチしましょう。
いつもどおり、スワンシューも用意していますよ。」

David
「それは楽しみです。」

ミッシェル
「今回は、お一人ですか?」

David
「いえ、あと2人連れてきているのですが
はぐれたので、恐らく彼らの部屋へ直行かな。」
ミッシェル
「彼ら?」

David
「元学友らしいですよ。」

ミッシェル
「学友・・・ですか。いいですね。
私は幼少の頃よりずっと家庭教師のみでしたから。」


David
「ああ、そういえば・・・
ミッシェル様は、この城へはいつ?

今更ですが・・・・
メンバーは、ご家族なのですか?
今まで伺ったこと・・・なかったですよね。」
ミッシェル
「私はここで生まれ育ちました。

養子が3人と


後からその遠縁の者がひとり・・・。


家族みたいなものですよ。」
ミッシェル
「いつだったか三味線かかえた風来坊が
紛れ込んできてウチの住人に・・・

今では相部屋の住人に感化されたのか
洋風貴公子然としてますが。

そのうちにイスタンブールの富豪の方の
ご子息を預かることになって、

David
「賑やかでうらやましい限りです。」

ミッシェル
「ええ・・・賑やかなのですが・・・。」
David
「え?」

ミッシェル
「他のメンバーは皆、人ではありません。
ジャスティンとジェラールも人でないことが
判明したばかりで・・・。

塔には人ならざる者が大勢・・・・。

小さい頃には気づかず私の城と思っていたのですが、
先住人がいたのです。恐らく何百年も前からの・・・。

それが、でび様もお見知りの
ティモシー様とルシファー様なのですが。」
ミッシェル
「ああ、でも、ティモシー様の計らいで城にきた
マーロンの相方は人間ですし、


ヘラクレスカンパニー周辺のメンバーも
人間ですけどー。
ですが、私の家族ではありませんけどね。」

ミッシェル
「でび様のお屋敷は皆様、人間なのですね。
私はすっかり、この環境に慣れたとはいえ、
うらやましい限りですよ。」

David
「(それってごく普通のことだと思っていたけど
・・・・・大変なんだな。)
David
「・・・・・・・ご苦労されているのですね。
何でも相談に乗りますよ。」

ミッシェル
「ありがとうございます。
でび様のような方がいてくださって
心強いです。」
そんなわけで、Serious Moonlight様より、お客様の到着です。
〜旧28カスタムの悩みがほぼ解消されたとはいえ、
やはり2人になるとミッシェルの身の上話に〜
ミッシェル
「ああ、ご心配なさらず、此処は平和ですから。」
David
「それはそれは・・・。」

ミッシェル
「残念な箱入り息子ですよ。」
そうなると、やはり家庭教師を、ということで
ダンディ先生が通っています。

先生が来るようになって、二人ほど
教育の為ウチにくることになりましたが


・・・・いずれも城に住んでいますよ。」
David
「人間は7人?だけ?
全部でメンバー何人でしたっけ?」

ミッシェル
「どこまでをメンバーと呼べばいいのか
私には・・・・。」

David
「なるほど。」
ミッシェル
「でも、人間はそれだけです・・・。」