2011/12/04
ガーゴイル降臨

トキ
「メフィストフェレスとゆうたかのう?」

メフィスト
「だれ?」

トキ
「誰でもよかろう。
それより。」
トキ
「其方の想い人の名を騙る
怪しい魔物がいるぞ。」

メフィスト
「?!」

メフィスト
「突然現れて何を言うのかと思えば・・・」

トキ
「ボヤボヤしていると魔物に名を
乗っ取られるやもしれぬなぁ。
そうなるとルシファーは宵宮城から
抹消されるか。
まぁ、おれには関係のないことよ。」

メフィスト
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?」

メフィスト
「それ、どこにいるんだよ?!」

トキ
「塔の4階だ。」
トキ
「其方のご主人様の有能な下僕が
現れたぞ。」

エルセロム
「なんと?!」
エルセロム
「いや!待て!私の許可なしにこの城の敷地には
一歩も入らせぬ。名を名乗れ!!」

エルセロム
「何者だ?!」

トキ
「おれのことなどどうでもよいであろう。
ノワール社長を見ず知らずの新参魔物に
とられるぞ。」

エルセロム
「それは一大事だ!!」
エルセロム
「ご主人様のしもべは私一人で充分!
そいつは何処にいるのだ?」

トキ
「塔の4階だ。」
トキ
「門番の仕事はよいのかのう??」
トキ
「仕方がない。
おれがしばらく見張っておいてやろう。」
龍王
「こんばんは。」

トキ
「これは・・・・・トカゲの脚か?」
龍王
「この城の先にとても美しい金魚がいる。
もう一度会いたくてやってきた。
通らせてもらっても良いか?」

トキ
「知らぬ者を中に入れてはならんと
ゆっておったが・・・・どちら様かな?」
龍王
「あの・・・・・・龍神
さまです。」

トキ
「龍神とな!!」

龍王
「はい・・・・・すみません!!」
トキ
「これは失礼した!!
おれが普通なら到底話せる相手ではない。
ホンモノだな!?素晴らしい!!
触らせてくれ!!」

龍王
「はぁ・・・・。」

トキ
「金魚は先日よこしたであろう?」

龍王
「貴方は?」

トキ
「トキと申す。(利益のある相手には即答)
龍を使役したいのだが、おれの力の限りでは
降りてきてはくれぬ。この城の結界の所為でな。
細々した精霊やヘビ男や青いコウモリ男なら
使役しておるが・・・」

龍王
(ああ、青いコウモリ・・・先日金魚を迎えに
来られた方ですね。)
トキ
「龍が欲しいのだが。」

龍王
「ああ、龍の一本や二本、遣わせましょう。
その代わり、私をここへ入れてください。
通り抜けるだけですから。」

トキ
「それは嬉しい。
では、門番に代わって入ることを許そう。」

龍王
「ありがとうございます。
龍は必ず此方へよこすのでお待ち下さい。」
トキ
「おや、また人がやってきた。
門番の仕事をしなければならんな。
名を名乗れ。」
ルミエール
「僕、ここの会社の社員です。
いつもは顔パスなんですが・・・・・。
遅刻するとノワール社長に怒られるので
通してください。」
トキ
「おお、其方は『ノワール社長』の部下か。」

ルミエール
「どちら様でしょうか?」

トキ
「おれは誰でもよい。
門番の代わりに役目を務めておる。」
トキ
「社長に新しい部下が現れるぞ。
会社が狭くなりそうだな。」

ルミエール
「そんな話聞いていませんが・・・・。」

トキ
「おや、おかしいな。」
トキ
「社長の指示でやってきた男だが?」

ルミエール
「(はっ。まさか・・・いつかアシュトレトさんが
社長に言ってた件だろうか。)

その方は今どちらに?」

トキ
「塔の4階だ。」

ルミエール
「お逢いしてきます。
でも、その前に社長に報告を。」

トキ
「おや、無理やり門を通るとな?」

ルミエール
「遅刻は大罪ですから。」
トキ
「もう入っておる。」

エルセロム
「あ、あ、あ、怪しい奴め!!」
ひらり〜
(ぎょっ!)
やった!!
トキ
「律儀な部下よのう。」