2011/10/19
消えた金魚

ヤハウェ
「それ、なぁに?!」

ステファノ
「ふふ・・・何に見える?」

フローリアン
「花瓶だよね?」

ワカ
「花瓶にしたら大きすぎるぞ。
金魚鉢じゃないか?」

フローリアン
「金魚鉢にしても大きすぎない?」

ステファノ
「ワカ、正解!金魚飼ってるんだ。」

ヤハウェ
「そんなに大きな金魚を?」

ステファノ
「まだチビだけど、これから大きくなる予定。」

ヤハウェ
「金魚が?」

ステファノ
「うん、ちょっと変わった金魚なんだよね。」

ステファノ
「あとは、秘密!!
じゃ〜また授業で〜〜〜!!」


ワカ
「落として割るなよ!!」

フローリアン
「コケちゃだめだよ!!」

ステファノ
「もー!大丈夫だって!!」

ステファノ
(その金魚が大きく育ったら君のパパンの元に
売られていって、きっと君のものになるんだよね。
ちょっと羨ましいな。)

ヤハウェ
「どうしたの??」

ステファノ
「ううん・・・なんでもない!!」


ステファノ
(・・・・・とは言ったものの・・・この金魚
オレが欲しいよ。情うつっちゃったし。)

ステファノ
「嬉しい??」

人面金魚
「それはもう!!」

ステファノ
「よかった。」

人面金魚
「・・・・それにしては元気がないが?」

ステファノ
「このまま君がずっとこの姿なら・・・」

人面金魚
「・・・・・姿なら?」
ステファノ
「ううん。なんでもないよー。」

人面金魚
「・・・・・気になる!!」

ステファノ
「気にしないでいいよ。」
人面金魚
(・・・・・私がずっとこの姿だったら・・・
そのうち愛想を尽かしてしまう・・・ということか。

オマケに金魚なのに、こんな顔をしているから
悲しんでいるのだろうか・・・・。

私のような金魚らしくない金魚・・・・
とても自慢できないペットなのだろうな・・・・。)
もちろんステファノが言おうとした言葉は
「このままずっとこの姿なら、ウチにずっと居ることができるのに。」
だったのだが、人面金魚は大きく誤解してしまったらしい。
ヤハウェ
「金魚によろしくね。」
わーいわーい!豪邸だ!!

うきうきvv