2011/08/28
真夏の夜の怖いお話

ロゼ
「皆さん、聞いてください。
リッカルドがとっても怖い出来事に遭いました。」

リッカルド
「うん。でもね、最後には、大丈夫だって
判ったんだけど、初めはとても怖かったです。」

ロゼ
「先日お出かけした日の出来事だそうです。」

リッカルド
「うん。」

リッカルド
「僕は座敷童子だから、お城から
出ることはないはずなんだけど・・・・・・。

あの日、影公爵がやってきて・・・・・」

アシュトレト公爵U
「リッカルドよ、そのために
魔法というものがあるのだよ。
ずいぶんと良い子にしているようだから、
お外に出してあげようか。」

リッカルド
「いいえ、結構です。」

アシュトレト公爵U
「私は今年は魔力をかなり節約したので
オマエのために使ってやってもよいと
思っているのだよ。」

リッカルド
「いりません・・・・。」

アシュトレト公爵U
「自分の事以外で魔力を使うのは、かなり惜しいし
勿体無い話なのだが、特別だよ。」

リッカルド
「だから、結構です。
ご自分で大事に使ってください。」

アシュトレト公爵U
「ほうら、この呪文を唱えたら、
オマエは今日一日自由にお出かけできるよ。」

リッカルド
「いらないって言ってるのにっ・・・!!」

リッカルド
「・・・・というわけで、妙な術をかけられて、
気づいたらお城の外でした。

でも、外の世界のこと、全然知らないから
僕は山で迷ってしまいました。」

ロゼ
「何が出てきても大丈夫な方にだけ
これからお話させていただきます。」

リッカルド
「・・・・でも、ヘビ男ではないです。
でも・・・犬がお嫌いな方は回れ右してくださいね。」

ロゼ
「野良犬に遭ったのかしら?」

リッカルド
「野良犬というより、はぐれ狼的な・・・・
あ、裸のマッチョとかお嫌いな方もお帰りくださいね。」

ロゼ
(マッチョな・・・はぐれ犬?)

何が起こっても大丈夫という方は、「真夏の夜の怖いお話」へGO!

アシュトレト公爵U
「おや、リッカルド、めずらしく洋装だね。」

リッカルド
「子天使たちのいたずらです。」

アシュトレト公爵U
「お出かけしたい気分かな?」

リッカルド
「いいえ、全然。
だいたい僕、座敷童子ですから
お城の外には出られません。」